Phantom & Drawing

今回はUNRESSのコンセプトについて。

 

ブランドをはじめて7年ほど経ちますが実は今までコンセプトというものを重要視しておらず、明確な言葉を持っていませんでした。

 

服好きの延長で始めた仕事なので、「伝える」という事をあまり深く考えていなかったのかもしれません。。

 

2015年頃からPOP UP STOREを定期的に行うようになり、多くの方々と直接お話しさせて頂くようになってから少しずつ変わっていきました。


(2018.9 POP UP STORE w BLANK)

 

商品が出来上がるまでのアイデアやプロセスを知ってもらう事は、より服を愛して貰えるきっかけになるという事。

 

価格的にも、消耗品ではなく趣向品の側面が強いので、アイデアやプロセスを伝える事はこちらの「責任」と捉えるようになりました。

 

ブログを始めたのも同じ理由からです。

 

 

Phantom & Drawing

 

本題のコンセプトについてですが、

"Phantom & Drawing"

という考えのもとモノづくりに取り組んでいます。

 

「Phantom」という言葉は昔から好きな言葉で「幻想」とか「まぼろし」という意味で用いていますが、形がないものなのに言葉として存在している所、「矛盾」を持ち合わせている所に惹かれています。


ファッションの中で「矛盾」というのは美しい表現の1つだと捉えていて、それを体現できる、良い言葉だと思います。

 

またそう言った言葉では説明出来ない「矛盾」こそがとても重要で、ファッションを通して表現していきたい事です。

 

UNRESSのヒット商品である、PHANTOM刺繍Tシャツもシンプルながらこのような言葉のニュアンスを汲み取ってくれる方が多く、良い評価を頂いています。


(Phantom T-Shirt)

 


そして、そんな形のないもの(=Phantom)をどうしていくか?と考えた時に出てきた言葉がDrawingです。


鉛筆画やデッサンで使われる言葉ですが、いくつもの線を重ねていきながら描いていくというイメージで、試行錯誤を繰り返しながら形を作っていくという意味を込めています。

 

Phantom刺繍Tシャツと対になって展開しているDrawing刺繍Tシャツは、主に白黒で表現する時に使う「Drawing」をカラフルな刺繍にする事で矛盾を表現しています。

その中に、何にもとらわれず自分自身の未来を描いていこう(=Drawing)というメッセージを込めています。


(Drawing T-Shirt)

 

Phantom & Drawing

自分の中にある言葉では説明できない矛盾にも近い形のないもの(=Phantom)を試行錯誤を繰り返しながら描いていく(=Drawing)。

 

これが現在の、UNRESSの基本姿勢です。感覚的な話で伝わりにくかったかもしれませんが。。

 

コンセプトやデザインにまつわる背景を知ってもらう事は、より一層服を愛してもらえるきっかけになると思うので、これからも出来る限り伝えていこうと思っています。

 

UNRESS Y2